記者からコメントを求められた記事が、本日の毎日朝刊に掲載されました。
かなり省略されてしまったので、以下に、元のコメントを紹介します。
(コメント)
「入居後に迷惑行為をする学生かどうかを、留学生なのか日本の学生なのかで一律に判断するというのは不当な差別。実際のところは大家さんの単なる無理解、嫌悪感、そして人種差別意識が背景にある可能性がある。
今回の取扱変更は、生活習慣の違いを理解し、受け入れ、克服していこうとする姿勢を積極的に示す点で評価できる。学問都市・京都が、今後も世界中から優秀な学生を確保し発展し続けるためにも、留学生を大切にする風土を作っていくことが大切。地道な相互理解の努力の蓄積は、必ずや京都の財産になるであろう。」
(その他、雑感)
■1 記事内の中島専務理事コメント「(マークがないところも留学生を)拒否しているわけではない」となってますが、これは実際の運用ではどうだったのか。学生窓口担当の対応や、掲載の際の家主さんとのやりとりなど、精査してみる必要がありそうです。
■2 私自身もかつては留学生でした。アメリカの大学では留学生を大切にするところ、肌で経験してきました。私の紹介としては、コメント内容に対応させるために「アメリカに6年間留学した経験を持つ冨増弁護士は…」としてほしいとお願いしたのですが、これも文字数の制約か「人権問題に詳しい冨増弁護士」になってますね。ヘイト関連、朝鮮学校に特化していて、人権問題全般に詳しいわけでもないのですが。。